◇脳の働きとストレスの関係
なぜ心の病気が起こるのか?
 
・心の働きは脳で営まれる

 脳には100億から140億もの神経細胞(ニューロン)が密集しています。
神経伝達物質やホルモンなど、からだを正常に保つための活性物質が放出されています。神経細胞や活性物質によって、脳はからだのさまざまな組織や器官と連携し、生命活動と精神活動をコントロールしています。

 脳は大きく分けて大脳、小脳、脳幹からなり、脳幹が正しく機能していれば、からだの平衡機能が保てます。しかし、人間は、ただ単に生命を維持し、平衡を保つだけではなく、積極的に考えて行動し、より良く生きることが可能です。

 そうした『よりよい生き方』をささえているのが、大脳で営まれる『心の働き』、すなわち言葉や記憶、感情、思考、意欲、判断、知能などをはじめとする、さまざまな精神活動なのです。

 大脳は、左脳、右脳と呼ばれる2つの大脳半球からなります。表面は灰白色で大脳皮質と呼ばれ、古い皮質と新しい皮質の二層で構成されます。古い皮質は、動物的・本能的に『たくましく生きる心の働き』に関係し、新しい皮質は、ただ本能に従うだけではなく、環境適応や創意工夫などを加えより理性的に『よりよく生きる心の働き』に関係しています。

  より高度な精神活動は、ほとんどが大脳皮質の前頭葉という部分で営まれています。創造力や感情、言語、運動の中枢は前頭葉にあり、さらに視覚や記憶の中枢は側頭葉、判断の中枢や感覚認知中枢は頭頂葉、視覚中枢は後中枢という部部にそれぞれ存在することがわかっています。
・心の働きは脳で営まれる
・欲求段階と脳の働き
ホメオスターシス 恒常性
・高い欲求レベルと快感の増量
・脳脳内でのホルモンの役割
・脳脳内でのホルモン成分と役割
・βーエンドルフィン

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